はな8才になりました。
8才か〜
大人になっても濃ゆく記憶されているのは
この頃ぐらいからだよね〜
はなは、ちっちゃい頃のことはあんまし覚えてないもの。
私は、3歳の時弟が生まれた日に隣の病室のお母さんにもらった
三角だった頃のスポロンが冷たくておいしかったことと、
年少で中耳炎をして芋ほりに参加できなかったのに
別の日の記念撮影で誰かが掘った芋を持たされて重くて嫌だったことと、
大火傷したとき、叔父に抱えられて水をかけられたのに
熱くて熱湯かと思った時の蛇口の表面の結露とか、良く覚えている。
でも断片的。
しっかりストーリーで覚えていることといえば、
物心ついてからの事のほうがやっぱり多いかも。
はなには、何が記憶されているのかな〜
大人になってから、ふと通った家の匂いで
もう30年も行っていない友達のお母さんに叱られた時の
おばちゃんの顔を思い出したり。
寝込んだ時には、子供の頃高熱で寝ている時とかに限って、
父がドーナツや寿司を買ってきて食べれなかったこととか。
(今思えば、多分私のために買ってきてたんだと思う。)
クラッカー(鳴らすやつ)を見たら
習字の練習で遅れてクリスマス会に行った時
私の分のおやつがもうなくて
唯一残っていたピッカラのグリンピースが歯茎に刺さったこと。
母に叱られたこと。
叱られたこと。
叱られたこと。
一番、良く覚えているのは11才で引っ越しした時の事かも。
だから金木犀の匂いが未だに好きになれない。
そう考えると、悔しかったり(特に食べ物のこと)
嫌だったりした時のことが濃ゆい(笑)
あ、でも10歳の時少しだけ習ったトランペットで、
練習のときはどうしてもソロパートの最後の高音が出せなかったのに
「信じてるから、なっ!」
って、先生が本番任せてくれて大成功した時の小指に伝わった振動は
忘れないな〜
そして、先生の熱い握手もね〜
いつも私に優しかった、
死んだばあちゃんのゴツゴツした手の感触と。
お腹が痛くて寝ていた時擦ってくれた母の掌の温かさで目が覚めたことも。
今日は色々思い出しちゃったな。
でも、五感って大切だ。
はなもそうなのかな〜・・・
色んな感動を手にできるといいな〜
愛しとるよ〜